鮮烈なデビューを飾ったプロゴルファー笹生優花選手との出会い、そして、話題となったキャップのロゴマークに秘められた想いとは?
若かりし頃、山口県から上京し、伝手も縁故もない刀剣界に足を踏み入れた自身の境遇と、多様性が尊重されるとはいえ、ハーフである故にしなくてよい苦労を経験してきたであろう笹生優花選手の生い立ちに強い共感を感じて応援したいとの思いを持った。
最初にスポンサーに名乗りをあげたのは、笹生選手のお父さんが日本刀の愛好家であり、当店に来店していただいたご縁によるもの。
刀が結んだ縁を大切に、刀を通じて日本の心を理解し、まさしく一打一打を真剣に精進して欲しいと願っている。
彼女の才能は日本で、いいや世界で活躍できる可能性を秘めている。
しかし、強いだけではダメ!身を何処においても、人間として愛される選手にならなければ本当の意味での成功はおぼつかない。
その気持ちを刀のロゴに込めている。
刀の文字をよく見ると二画目は形が刀の姿に似ており、切先は相手ではなく、自らの足元に向いている。
時には様々な問題が生じて思い通りいかないこともあるだろう。そんな時は切先を相手に向けるのではなく、自らの足元に向けて前に進んで欲しい。「刀」の一文字に込めた私からのメッセージである。
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